美術入門(スクーリング)
美術入門のスクーリングに参加しました。
このスクーリングでは、2日間(丸1日+半日)で講義4をつと、レポートの作成を行います。
今回は163名が参加していたようです。
各講師の方がそれぞれのテーマに沿って話を進める形式で、基本的にスクリーンにスライドを映すので、電気が消えた状態で講義が進みます。 パソコンでのメモは問題無いようですが、録音や録画はしないように念を押されました。注意点として、吉祥寺校での開催の場合は席にコンセントがないので電源が取れません。 また、最後のレポートはメモや資料の持ち込みは可能ですが、スマホやパソコンなど通信のできる電子機器は使用不可(電子辞書は可)ということでした。 そのためパソコンでメモを取った場合は事前に印刷し、2日めは手書きするなど対応が必要です。
今回も内容には深くは触れず、事例やポイントなど簡単にまとめておきます。
注目の展覧会紹介
講義に入る前に今開催中の展覧会の紹介がありました。
展覧会ではありませんが、非常勤講師の方が主役のドキュメンタリー映画が3月に公開されるそうです。
「世にも奇妙な絵の話」
絵画コースを担当する方が講師でした。
日本の絵画に陰影がないのは何故?
ロシアイコン
「アテネの学堂」(ラファエロ)
- 任意の一点から他の一点に対して直線を引くこと
- 有限の直線を連続的にまっすぐ延長すること
- 任意の中心と半径で円を描くこと
- すべての直角は互いに等しいこと
- 直線が2直線と交わるとき、同じ側の内角の和が2直角より小さい場合、その2直線が限りなく延長されたとき、内角の和が2直角より小さい側で交わる。
地図投影法
「真珠の耳飾りの少女」フェルメール
鏡はなぜ上下ではなく左右が逆になるのか
- 地平線が丸く見える理由
2つ目の講義
こちらも絵画コースを担当する方が講師でした。映像や写真での説明が多めでした。
版画からのアプローチ
通学課程の油絵学科版画専攻の方が講師でした。
後半に講師の作品が紹介されていましたが、今存在している場所を荒廃させた世界の絵をもっと見てみたいと思いました。
武蔵野美術大学のページに比較的大きな画像が掲載されています。
日本画
日本画とは定義が様々あるようですが、ここでは「日本画絵具で描かれたもの」を日本画として学ぶと説明がありました。
異時同図法
ジェームズ ギブソンの13の遠近法
三遠法(深遠法 / 高遠法 / 平遠法)
レポート作成
レポートはB4用紙に30行ほど記入スペースがあり、作業時間は1時間半(1時間経過後は途中退室可)でした。
最初に記載したとおり電子機器の使用はできないので、基本的には講義中にまとめたノートを確認しながらの記入になりますので、ノートを取る際に全体の流れを考えておくとレポートが書きやすくなると思います。