だから僕は音楽を辞めた
ヨルシカのアルバム「だから僕は音楽を辞めた」の内容を分析してみました。
方法は別途まとめる予定ですが、MeCabを使った形態素解析とword cloudを使った可視化をしています。フォントはGoogleが公開している「NotoSansCJK」を使用しました。
歌詞だけではなく、エルマへ向けた手紙の内容も全てテキストデータに起こし、形態素解析で分解した後に手作業で修正しています。
手作業の修正では細かい基準を決めずに、可視化したときの見た目を重視したので、文章によって区切り方が異なっています。
画像の下に書いてある文字は背景とカラーマップに指定した色(background_color / colormap)で、背景色は白に統一し、文字色のカラーマップは文章を読んだ感覚で選んでいます。
また、画像の順番は、箱に収められていたではなく、日付順に並べ替えています。
3/14
藍二乗(3/21)
4/10
4/20
詩書きとコーヒー(4/24)
5/6
五月は花緑青の窓辺から(5/15)
5/17
5/29
六月は雨上がりの街を書く 5/31
踊ろうぜ(6/15)
6/26
夜紛い(7/1)
パレード(7/12)
7/13
八月、某、月明かり(8/7)
8/8
だから僕は音楽を辞めた (8/25)
エルマ(8/31)
8/31
8/31
エルマへの手紙すべて
手紙は全部で11,748文字で書かれていて、「僕」と「君」という言葉は、どちらも69回使われていました。それ以外に印象的な単語として「人生」は30回、「音楽」は23回、「エルマ」は18回使われています。
この他に手紙を見ていて気になった点として、詩以外の手紙の文章中で、少し大きく強調されている文字がありました。
(下記写真では「街角」「エルマ」「最後」)
どのような意図があるのかわかりませんが、同じ言葉でも強調されていなかったり、熟語の一部だけが強調されていたりしていました。
法則性は見つけることが出来ませんでしたが、気づいた部分を抜き出して可視化してみました。見つけられた部分は113箇所です。
この物語に続く「エルマ」のアルバムの分析と、エルマとエイミーの物語全体の分析はまた別途まとめようと思います。