情報社会倫理論(スクーリング)

情報社会倫理論のスクーリングに参加しました。

情報社会理論は講義が中心のスクーリングで、一部でグループワークがあり、最後に論述課題があります。

3日間の講義ですが、それぞれ午前中の半日ずつなので実質は1.5日分です。同時に開催されている午後半日の情報職業論とセットで受講することを前提としているようです。

セットで受講すれば3日間スクーリングのみで2単位取れるのですが、3日目に課題が集中してしまうので、少し大変です。

担当の講師は、心理学の分野も専攻しているということで、心理学的な説明も少し入っていて参考になりました。

プレゼン資料は事前に配布されるため、ノートは取りやすいです。

講義の内容

講義は休憩を挟んで前半と後半に分かれ、3日間で大きく分けて5種類の項目を学びました。

  • 情報社会の特質と人間
  • 情報セキュリティと人間行動
  • 著作権知的財産権
  • 情報社会における創作と情報発信
  • 情報社会における個人

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講義の中で言及のあった記事などをまとめておきます。

論述課題

約2時間が論述課題の制作に当てられました。今回テーマは当日に発表され、下記2つからの選択制でした。(毎年似たようなテーマのようです)

  • Iotの流れが進むにつれて、どのような情報倫理的問題が生じるか、例を挙げて説明し、問題への対処法についての見通しを述べて下さい。

  • デジタル作品制作におけるオリジナリティと引用、情報共有の関係について思うところを述べてください。

用紙はA4両面で、全て書かなくてはいけないという意味ではなく、書くことのできる上限はこの1枚という説明がありました。

また、課題記述の際には下記のことが許可されていました。

  • 資料の持ち込み可
  • PCの使用可
  • 資料のネット検索可

ただし、ネットより引用した際には講義で習った引用のルールを守る必要があります。

今回PCの使用可でしたので、PC(iPad)で書いて添削してから用紙に書き写すという方法ができたため、課題は書きやすい環境でした。


内容は少し難しい部分がありましたが、資料が配布されたり、参考文献や読書案内が記載されていたり、論述課題ではPCが使用できたりと、学びやすい環境で受けられるスクーリングでした。